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いま、私達の暮らしの周辺にあるモノの多くは、使い捨てにされています。そうしないと経済が成り立たないといわれます。
そして毎日膨大なゴミが生まれ、処理上の問題が起きています。なにか経済の仕組みがおかしいと思いませんか。
私たちが住むマンションもこれと同じ使い捨てのモノなのでしょうか?
この2,3年の新聞によりますと、築30年以上を老朽化として、建て替えを楽にするための法律が施行されています。これに対抗して、マンションの再生、延命を唱える学者、建築家もいます。
「鉄筋コンクリート造りの建物は、定期的な修繕をほどこせば、構造耐力を保つ上で致命的な問題を生じないとすることができるのである。
定期的な修繕をくりかえし、設備関係の更新、更生をおこない、陳腐になった付帯物を交換していけば、100年でも十分に耐用することが期待できるのである」
(岩波新書「マンション」千葉工大教授小林一輔氏、愛知産業大学教授藤木良明氏共著)
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わが国ではマンションが登場してからわずか50年にも満たない現在、歴史が浅いのでこれからのマンションのゆくえは未知の世界です。
しかし、ヨーロッパでは100年、200年の建物はザラにあり、彼らは伝統ある建物に住むことを誇りにしています。
マンションNPOは現代のわが国のマンション事情を踏まえたうえで、これからの管理組合の管理のあり方と、建物保全の問題を一体と考えることが必要だと感じています。つまり、マンション問題とは、その空間に暮らす人々の問題であると同時に建物自身の問題でもあり、建物をきちんと延命させることは、快適な生活を永続させることにつながるからです。
(マンションNPO通信第17号 2005/1/15発行 から)
日本の住政策の転換点
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